それからしばらくが経ち、私は今日も秋野くんにつきまとっていた。 秋野くんは日が経つにつれ、対応が冷たくなってる。 最近では無視をされてるのである。 なんでだろうね。 「相川、話がある。ちょっと来い。」 久しぶりの秋野くんの声。 懐かしいけど……それはひどく悲しそうな声だった。 「話って?」 連れてこられた場所は中庭。 秋野くんの鋭い目線が私に突き刺さる。