「とりあえず今日は帰るぞ。送るから。これからは…まぁ、どうしても無理なら何かあったら叫べ。

それでなんとかなるだろ。」




秋野くんはそう言って路地裏から出て行く。



え、待って送ってくれるの?




秋野くん優しすぎ。




「えっと…ありがとう…っ」




私がそう言うと秋野くんはニッと笑った。




今日、私は秋野くんの意外な面をしったのだった。