入学式ということもあって
HRも終わるのが早かった。
「まーいー!」
私が荷物をまとめていると咲姫がやってきた。
「どーしたの?」
「早く部活見学にいこうよ!!」
「あ、うん。わかった。」
今日から一週間は放課後に部活動見学の時間がある。
(咲姫のことだから吹奏楽部を見に行くんだろうな....)
そんなことを考えながら咲姫と廊下を歩いた。
「うち、吹部入ったらsaxがやりたいな!!」
咲姫は中学生の時はコントラバスを担当していた。
低音だったためあまり派手な演奏はなかったから、余計にsaxなどの派手な演奏ができる楽器をやりたいのだろう。
「麻衣はなんの楽器やりたい?」
「私?私はまたバスクラやりたいな。」
「また、バスクラやるの?
中学でやってたのに?」
確かに私は中学生の時バスクラ、通称バスクラリネットをやっていた。
咲姫は派手な楽器がいいというけど、やっぱり私は好きな楽器をやりたいと思う。それほど私にとってバスクラは本当に大切な存在だった。
「やっぱり私、バスクラ好きだし。」
「まぁねー。うちも弦バス好きだし!
でも、せっかく高校生になったんだし新しい楽器でスタートするのもいいと思うんだよね....。」
「私はそれでもいいと思うよ。
自分のやりたいようにやればいいじゃない。」
私は笑いながらそういうと、
「そーだよね!やりたいようにやらなきゃ楽しくないもんね!!」
咲姫も笑顔で言った。
「そうだよ!」
その後は何気ない会話を続けながらわたし達は音楽室に向かっていった。
HRも終わるのが早かった。
「まーいー!」
私が荷物をまとめていると咲姫がやってきた。
「どーしたの?」
「早く部活見学にいこうよ!!」
「あ、うん。わかった。」
今日から一週間は放課後に部活動見学の時間がある。
(咲姫のことだから吹奏楽部を見に行くんだろうな....)
そんなことを考えながら咲姫と廊下を歩いた。
「うち、吹部入ったらsaxがやりたいな!!」
咲姫は中学生の時はコントラバスを担当していた。
低音だったためあまり派手な演奏はなかったから、余計にsaxなどの派手な演奏ができる楽器をやりたいのだろう。
「麻衣はなんの楽器やりたい?」
「私?私はまたバスクラやりたいな。」
「また、バスクラやるの?
中学でやってたのに?」
確かに私は中学生の時バスクラ、通称バスクラリネットをやっていた。
咲姫は派手な楽器がいいというけど、やっぱり私は好きな楽器をやりたいと思う。それほど私にとってバスクラは本当に大切な存在だった。
「やっぱり私、バスクラ好きだし。」
「まぁねー。うちも弦バス好きだし!
でも、せっかく高校生になったんだし新しい楽器でスタートするのもいいと思うんだよね....。」
「私はそれでもいいと思うよ。
自分のやりたいようにやればいいじゃない。」
私は笑いながらそういうと、
「そーだよね!やりたいようにやらなきゃ楽しくないもんね!!」
咲姫も笑顔で言った。
「そうだよ!」
その後は何気ない会話を続けながらわたし達は音楽室に向かっていった。