「私…涼太の事が好き……もう1人で悩まないで……1人で苦しまないで……私なんかだけど、涼太が苦しい時も どんな時も側にいたいって…心からそう思うんだ……だから………」






“付き合ってください”






涙がこぼれ落ちる。




すると目の前が真っ暗になった。




あったかい温度で包まれていく。






ひゅー…たたん



たたん たたん たたん





花火の音が向こうで聞こえる。