⋈莉奈side



走ってきてくれた涼太。




私のために…こんなに必死になって走ってきてくれたのかな?




なんか、嬉しいな………




汗を少しかいた姿もかっこいい。




「…何見つめてんの」




無意識に見つめちゃった………




「み、見つめてないよ!」




照れるからそっぽ向く。




「じゃあ行こっか」



「うん!」




涼太と私は並んで歩き始めた。