「泣くな!今からなんだぞ!!」

「でもぉ………
あ、光一おろして
自分で歩きたい……」


そう言ってお姫様抱っこをやめた。


足がふらふらする。
でも、自分の足で歩きたい


あっ、コケそう


倒れそうなったとき

「手を貸す。」


手を握って、私達は
ウエディングロードを歩いた。


皆から見守られながら。