「その、ウェディングドレスは母さんに頼んで借りたやつ。外出許可貰った時に俺が提案して結婚式することになった。」


このウェディングドレス…
ママが着てたやつなんだ。


もう涙が出そう…。

「行くよ。亜生」

車椅子で階段の前まで来た


里愁の手をとって



里愁は私をお姫様抱っこした。


小学校以来だ……