次の日の昼休み私は屋上に向かった。
「五十嵐 太陽!!!!」
そう叫んでも上から太陽の顔が覗かなかったので、私は鉄パイプの階段を登った。
するといつものソファーに太陽が寝ていた。
顔をのぞき込むと
寝てる…と言うより、顔色が悪く見えた。
ソっと顔に手を沿えた。
ガシッ
「っ!?!?」
太陽は私の手を捕みゆっくりと目を開けて私をうつした。
目は薄い茶色だった。
「寝込み襲うのやめろよ。」
そう言われ我に返った私は耳を疑った。
「はあぁぁあぁ!?
誰があんたなんか襲うのよ!!!
私はただ 顔色悪く見えたから熱でもあるんじゃないかと…」
そう言った途端 太陽の顔が固まった。