「ねぇ、流星は?」 病室が静まり返った。 ふと流星のことが気になった。 「何?目覚めたの?」 私が笑顔で聞くととんでもない言葉が返ってきた。 くまさんが私の前の椅子に座って目をじっと見てきた。 「魅音ちゃん、今から言うこと落ち着いて聞いてね。」 真剣な表情のくまさん。 私はベットに座り直してくまさんに向き直った。 「流星は…」 次の言葉に私は何も言えなくなった。