もうすぐ26か…



思ったよりいってるね。


前半かと思ったのに…



「イベリスって童顔だね。」



「はいはい、会う度に言うの止めてください。」


会う度に言ってたのか『私』…



「では、私はここで…」


急にイベリスは立ち止まって言った。



「え…」



ここでって……この先は私1人?



目の前に大きな扉。



ここでの私の部屋とは比べものにならないくらいの。



仕方ない…いくか。



「お…じゃましまぁ~す…」



「ユナ、遅いぞ。」



「あ…ごめん。」



中に入ると、昨日以上に派手な格好のお兄ちゃん…



と…




「お…お父さん…お母さん!?」