綺麗に整列して、斜め45度に頭を下げる。
『お帰りなさいませ、姫様。』
…………………
「お…?え~と…」
なんか…私に向かって言ってない?
お姫様らしき人の姿はどこにも見えない。
いるのは、私…イベリス…フリージア。
まさか…
お姫様は透明人間なんじゃ…
って、んなあほな!
心の中で1人ノリ突っ込みをする私を見かねてか、どうなのか…
イベリスはフリージアに、とりあえず部屋に私を連れて行けと命令した。
フリージアに案内されて、綺麗な部屋に通される。
「ひぇ~すご~い。」
「何が凄いんですか?」
「え?この部屋が。」
そう私が言うと、フリージアは顔面蒼白…
「まぁ!!申し訳ございません!!掃除が行き届いていませんか!?すぐやり直します!」
「は?いや、綺麗だと思うけど。」
「そ、そうですか…?ユナ様…私に気なんて使わないで下さい。」
「いや、気を使ったわけじゃ…」
「今日は反省会ですわ!!」
反省会…
もう、全くわかんねー!!