的な感じ~♪
「元の世界?……何言ってるんだ?」
「またまたぁ~もういいよ、隠さなくても!」
もう何もかもわかっ―ー
「ユナ!!」
引っ張っていたリュウの腕が離れると、リュウの困った顔が目に入った。
「いったい何言ってるんだ?元の世界?帰るってなんだよ!」
「……え?」
いや、あんた……だから……
「………………え?」
お話……通じてませんか…?
「……ユナ?」
……ませんね…………ですね……
私の頭の中ははまるでバグったゲームのような音を出していた。
「あの~……リュウさん?……つかぬことをお伺いしますが、ご出身はどちらですの…?」
いかん、脂汗がっ
「なんだその喋り方は…?出身などわかってるはずだろ、俺はこの国の皇子だぞ!」
はは…は…
「……で~す~よ~ね~……」
嘘~ん!!どーゆーコト!?
じゃあ、じゃあ、リュウはやっぱり違うの?だってだってだって時計もってたのに~!!!