「お世話係になったからには、「お世話係だってさー、なりたくてなったわけじゃないんだよね？来てみたら男子校で結花に言われて渋々なったんだから。マジで死ねばいいのに」


「……言わないで」


「は？聞こえねー」


「簡単に死ねなんて言わないで!!死にたくないのに病気で死んでしまう人だっているんだよ。
確かに自分からお世話係になったわけじゃないよ。なりたいなんて思わなかったし、あなたたちの存在も知らなかった。だけど、私たちが出会ったのは運命なんだよ？キレイ事って言われるかもしれないけど……私は、そう思っているから」


気づいたら泣いていた私。


スゴい剣幕で怒っていたらしく、梨上さんも少し驚いた顔をしている。