トントン


誰かに肩を叩かれた



コーチだったらどうしよう



そんな思いが脳をよぎって



そのまま顔を上げなかった



すると


「おーい、君、大丈夫…?」


え…?


コーチじゃない


でも、聞いたことのない声



…誰だろう?



すると自然にわたしは



顔をあげていた