「あーぁー。幸せだな。私。」


「ん?なんで?」


「だって。流空と付き合えるなんて

夢にも思ってなかった。」


自分で言いながらまた涙ぐんでるし。



「泣き虫だな。」

「うるさい、流空は嬉しくないの?」


頬を膨らましながら睨んでくる。


「雅が俺のこと好きなのはバレバレだったし。」