「私を、流空のセフレなんかと一緒にしないで!!!」


せ、セフレ!?

そんな言葉が雅の口から出るなんて。


しかも、俺は昔から雅一筋だし。


「ぁ、おい!雅。」


動揺を隠せないうちに、雅は俺の腕を

すり抜け、なにも言わずに出て行ってしまった。


ガッチャン!


虚しく響く、その音は俺の心の鍵を

開ける音。