でも、あながち間違いではない。 なんで、わざわざ遠くもないボロアパートに引っ越したのか。 それは、いつでも雅を呼んで いつでも頼られるくらいの場所がほしかったから。 雅も女。 雅は自覚がないらしいが、5歳年下でも俺にとっては魅力的な女。 でも、顔はどんどん曇っていって とうとう流れた。