姫華は潤んだ瞳で私を見つめてきた。
「うん、私も嫌われちゃうんじゃないかって心配でしょうがなかったんだ……。……姫華、目を閉じて……」
「……うん……」
姫華はそういって目を閉じた。私はゆっくりと顔を近づけ始めた。
――ブーッ、ブーッ、ブーッ、ブーッ
「ひっ!?」
「ごめん、私のケータイだ……」
私はテーブルに置いておいたケータイを取り、画面を見た。
そこには、私のお母さんの名前が写し出されていた。
お母さんめ……せっかくいいムードだったのにぃ〜……っ!!
「姫華ごめんね、お母さんに早く帰ってきなさいっていわれてたんだ……」
私は顔の前で両手を合わせて謝った。
「そっか……。じゃあ外まで見送ってくよ」
「……じゃあ姫華、また学校で会おうね!」
「うん……っ」
私は姫華の頬に軽くキスをした。
「〜〜!!」
「まっ、またねっ!」
そういって私は走って家に帰った。
こんにちは、雨ノ宮心音です!
今回は同性愛の超短編小説を書きました☆
一回ホラー小説書こうかなーとは思ったのですが、思い浮かばず……(^^;)(;^^)
やっぱり好きな人がいないと恋愛小説は難しい……のかな?
私の彼氏は転校生。
私のいじめと友情物語
叶わない恋〜14歳の赤ずきんとオオカミ〜
twins cherry
も書いてます♪
では(^^)/~~~