私(花宮 日和)が

恋に落ちたのは


本当に一瞬の事だった。












キーンコーンカーンコーン

キーンコーンカーンコーン

朝のチャイムがなる。


起立、礼、着席。


いつもの様に


平凡な毎日の朝が



また始まる。




授業を受けて


放課はたわいもない


くだらない話をして



お昼になれば



冷凍食品の詰まった


味気のない


お弁当を食べて


食べ終わったら



スマホを触りながら


テキトーに


つまらない会話を


聞き流す。



昼の授業を受けて


帰る時間になれば


さっさと


掃除もせず


帰るそんな毎日。