何て考えてたら、もう時間は七時半。部活が終わって、二時間も過ぎている。







「先輩…今晩、どうしますか…」

…意味わかんない質問だったな…




しかし、雄先輩は答えてくれた。

「お前ん家の親、心配するタイプ?俺外泊って日常でさ…親心配しないと思う。」



え…以外。雄先輩硬派そうなのに…




「私の親…心配しないって言うか、家にほとんどいなくて。多分今日も…」



「あ…そっか。はは、どーしよーな…」



先輩は、あたしの親がいない発言に気を使ったのか、気になったのか、ごまかすような意見だった。


なぜかいおは、先輩なら話していいと思った。