――何時間、一体何時間そこにいただろう。 小夏も飽きる事なく、(携帯を触ってかなり嫌そうだけど)一緒に居てくれたので、帰らなきゃ、とか全てのことを忘れていた。 店の中から出て来た二人は、とても嬉しそうに笑い、良かったねって言いながら… 手を繋いでいた。