「何なの?金髪美少女椿っち見つめて。椿っちとなんかあったの?」



小夏はそう言ってから携帯のサブ画面を見て、この時間なら、とつぶやいた。

「ちょっと付き合ってよ〜」


ニタニタしながら回れ右をして、駅に向かって歩きだす。





駅には、人が少なく、ちらほら学生がいた。