誰もが「えっ…」と思った。
「ハッスル」なんて古臭いあだ名の、空手部顧問の先生が言った。

「転校生を紹介する」


転校生がこの時期に?

やな予感…



「入れ」


ガラッ…








―!

ドアから顔を出したその人は…




夢に出て来たあの女の子…
だった。