え?え?



ちょっと待って。



さっきまでわたしの玄関先にいて……



!?


ここ、どこ!?





直也は着いたって言ってたけど、え?ここ直也ん家?





…………………


!!!




なるほど!いやぁ~気づかなかったよ!直也ん家ってうちの隣りくらい近かったんだね!





バシッ!



夏喜はエアギターならず、エアタオルを地面に叩きつける動きをする。





って、違うだろ!!





夏喜は一人突っ込みし、はたから見ればただの変人だ。





実際に周囲が夏喜を変な目で見てる。





「えーと、ここ直也ん家?うちのとこからすごい近かったんだね~」




夏喜はひきつった顔をして笑う。




すると




ブハッ!



「ハハハハハハ!ヒャハハハ!あー腹痛てー!アッハハハハハ!」






直也はめちゃくちゃわたしに向け、笑いすぎなくらい笑ってる。