ミオ君はきっとそんな事を
考える人じゃないのに、申し訳無いです。

そんなマイナス思考のせいで、
朝、ミオ君にプレゼントを渡した時の顔は
曇っていた気がします。
だから余計に可愛くないって思われたかも。

考え出したら止まりません。
またまた、泣きそう。

「あー、もうどうしよう」

「奈緒ちゃん、本当にどうしたの?大丈夫?」

つい、心の声が口に出ちゃいました。
ちなみに、美咲ちゃんには
握手会の事を話せていません。