私は、コンビニを出て陰からそっと覗いた…。

やっぱり柄が悪そうな男達5人組と…。

後ろ姿しか見えないが茶髪の男…。

私は、拳を握った。

「おまっ…」

飛び出そうとした身体が動かない。

「なっ…?」

「黙ってろ」

「あぁ?」

「黙ってろ」

めちゃくちゃドスのきいた低い声が耳元で聞こえた…。

背筋がゾッとした。

何だ…こいつ。