涼太「もしもし?」
裕翔「涼太君?どうだった?」
涼太「泣かせてしまいました… でも分かってもらえました!」
裕翔「そうか!良かったな!!」
涼太「はい!私も好きって言ってくれて…」
裕翔「マジかよ!! 良かったな!!!」
涼太「はい。もう嬉しすぎて…」
裕翔「やっと言えたんだな、サツキ…」
涼太「はい。それで…先生は聞いていると思うんですが、今、親の会社が倒産寸前で強制的に婚約させられたんです。 絶対経営立て直して婚約は破棄にするってサツキには言ったんですけど…」
裕翔「そうか…大変だな…」
涼太「正直行き詰まってるんですけど… 別の会社の協力が借りられないか今聞いて回ってるんです。」
裕翔「そうか… 親の会社って森下医薬品?」
涼太「あ、そうです。」
裕翔「で、婚約者は?」
涼太「安永グループのお嬢さんです。」
裕翔「ちょっと俺にも考えあるから、またすぐ電話するね?」
涼太「あ、はい…(??)」