大学病院にて…


裕翔「サツキ?」

涼太「相澤先生!」

光希「休憩室空いてるわ!」

裕翔「じゃあそっちに。」


サツキをベッドに寝かせる。


裕翔「何があった?」

涼太「それが…様子がおかしくて、話を聞こうと思って自分が部屋に入ったら過呼吸になって…」

裕翔「そうか…様子がおかしいって具体的には?」

涼太「当直から帰ってきたとき、美華!!って叫んだそうです。いるわけないんですけど…その時も過呼吸だったみたいです。 相当慌ててたみたいで…」

裕翔「親か…」

涼太「後、夕方外出して、目を真っ赤にして帰ってきたそうです。それで理由聞いたら自分のバカさに大笑いして笑い泣きしたって…」

裕翔「はあ~ どこまで自虐的なんだ?」

涼太「あっ俺の兄と、上の階に住んでる友人です。」

祐介・智「はじめまして。」

裕翔「二人は知ってる?サツキのこと。」

智「はい。」

裕翔「そうか… 後は俺が話聞いとくわ。ありがとうね。」

涼太「あ…はい。」

裕翔「明日は休み?」

涼太「半日です。」

裕翔「じゃあまた連絡するから。」