未菜「お帰り~って目真っ赤だよ?!どうしたの?」
サツキ「いや…ちょっと自分のバカさに大笑いして、笑い泣きしたの。」
未菜「えっ?そんなことないよ!!」
サツキ「大丈夫、気にしないで。後さ、今日森下先生いる?」
未菜「祐介?」
サツキ「そう。」
未菜「今日は帰ってくるけど…どうしたの?」
サツキ「引っ越そうと思ってるの。美華も中学に上がるし。家も決めてあるから。」
未菜「えっ?何で?」
サツキ「まあ森下先生帰ってきたら話すから。」
未菜「あ…うん。夕食できてるから食べよ?」
サツキ「うん。」
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祐介「ただいま~」
未菜「お帰り~」
祐介「お腹すいた~」
未菜「できてるから食べよ♪」
祐介「着替えてくるな?」
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夕食後…
サツキ「美華ちょっと来て?あの…さっき未菜ちゃんには少し話したんですが…」
祐介「ん?」
サツキ「美華も中学に上がることですし、引っ越そうと思っているんです。」
祐介「えっ?本当?」
サツキ「はい。長い間ありがとうございました。」
美華「何で?嫌だ!ここに住んでたい!」
サツキ「わがまま言わないで?お姉ちゃんも仕事減らして一緒にいるようにするからさ?」
美華「何で?理由を教えてよ!」
サツキ「美華も中学に上がるし、ちょっと新しい気持ちでお姉ちゃんも仕事したいなと思ったの。」
美華「・・・」
サツキ「中学にすごく近いの。友香ちゃんの家の近くだから一緒に学校行けるじゃん?」
美華「そうなの?」
サツキ「うん!」
祐介「そっか…」
サツキ「ということで長い間ありがとうございました。」
未菜「ずっといてほしかったのに…」
美華「また遊びに来るね?」
未菜「うん!毎日来ていいからね!」