未菜「お帰り~って目真っ赤だよ?!どうしたの?」

サツキ「いや…ちょっと自分のバカさに大笑いして、笑い泣きしたの。」

未菜「えっ?そんなことないよ!!」

サツキ「大丈夫、気にしないで。後さ、今日森下先生いる?」

未菜「祐介?」

サツキ「そう。」

未菜「今日は帰ってくるけど…どうしたの?」

サツキ「引っ越そうと思ってるの。美華も中学に上がるし。家も決めてあるから。」

未菜「えっ?何で?」

サツキ「まあ森下先生帰ってきたら話すから。」

未菜「あ…うん。夕食できてるから食べよ?」

サツキ「うん。」

-------------------------------------------------------

祐介「ただいま~」

未菜「お帰り~」

祐介「お腹すいた~」

未菜「できてるから食べよ♪」

祐介「着替えてくるな?」

-------------------------------------------------------

夕食後…

サツキ「美華ちょっと来て?あの…さっき未菜ちゃんには少し話したんですが…」

祐介「ん?」

サツキ「美華も中学に上がることですし、引っ越そうと思っているんです。」

祐介「えっ?本当?」

サツキ「はい。長い間ありがとうございました。」

美華「何で?嫌だ!ここに住んでたい!」

サツキ「わがまま言わないで?お姉ちゃんも仕事減らして一緒にいるようにするからさ?」

美華「何で?理由を教えてよ!」

サツキ「美華も中学に上がるし、ちょっと新しい気持ちでお姉ちゃんも仕事したいなと思ったの。」

美華「・・・」

サツキ「中学にすごく近いの。友香ちゃんの家の近くだから一緒に学校行けるじゃん?」

美華「そうなの?」

サツキ「うん!」

祐介「そっか…」

サツキ「ということで長い間ありがとうございました。」

未菜「ずっといてほしかったのに…」

美華「また遊びに来るね?」

未菜「うん!毎日来ていいからね!」