朝のカンファレンス

医局長「ということで、明後日からドクターヘリを飛ばすことになりました。それに伴い、うちに新しいドクターが来てくれました。では自己紹介を。」

莉央「今日から配属されました、安永 莉央です! 研修を終えたばかりですがよろしくお願いしまーす♪」

「あの安永グループのお嬢様でしょ?」「ああ。首席で東大卒業らしいよ?」「めっちゃ可愛い!」・・・

医局長「じゃあ俺たちも自己紹介を。俺は医局長。」

そんな感じで、次はサツキの番。

サツキ「武藤 サツキです。よろしくお願いします。」

医局長「武藤先生はまだ19歳なんだ。天才なんだぞ?」

莉央「そうなの~?よろしくサツキちゃん!」

サツキ「名字で呼んでいただけますか?」

莉央「え~いいじゃん♪」

医局長「はいはい。次。」

涼太「森下 涼太です。よろしくお願いします。」

莉央「よろしくお願いしまーす♪ねえねえ涼太センセーって付き合ってる人いるんですか~?」

涼太「は?」

莉央「莉央、一目惚れしちゃった!」

涼太「申し訳ないんだけど、好きな人いるから。」

「マジかよ!」「キャー」 「誰だろ?」 「めっちゃ美人だろうな…」 ・・・

医局長「そこまで!」

ピロロロロロ ピロロロロロ♪
医者「はい。救命センター。」

救急隊「70代女性。階段から転落。受け入れお願いします。」

医者「受け入れます。」

医局長「早速急患。頑張って!」

莉央「了解で~す♪」

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救急隊「宮城 加代子さん。意識レベル200。」

涼太「宮城さん?病院着きましたよ!痛いところありますか?」

加代子「う…あ…」

サツキ「頭部CT入れて!」

看護師「はい!」

涼太「意識レベル落ちてる。急いで!」

莉央「Aライン取ります!」

サツキ「大腿骨は…やってないですね…」

莉央「あれ?…」

サツキ「速く!」

莉央「あれ…あれ?」

涼太「貸して!」

莉央「あ…はい…」

看護師「CT準備できました!」

サツキ「移動します。」

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涼太「出血あるな…」

サツキ「脳外科に連絡します!」
(電話する)
「空いているドクターが一人来るそうです。」

涼太「そうか。緊急オペ用意して!」

看護師「はい!」