すると、その部屋は私が思っていた部屋とはまるで違かった。



その部屋は、生活必需品が並べられている他、後は美容師で重要なハサミ、ドライヤーなど美容師には必需品なものと写真1枚が飾られていた。



私は、変人美容師だから一層女性の写真のヘア雑誌が部屋に沢山あるかと思った。



だが、私の予想とは反していた。

………。

面白くないと心の中で思った。



変人美容師は、私を見て



「ボケッと立たれても困るんだよ!適当に座ってろ」




変人美容師は、冷蔵庫からビールを取り出して机に置いた。




私は、ありがとうごさいますと言って変人美容師に礼を言った。



変人美容師は、私の声が聞こえていないのか何も言わずに冷蔵庫を物色していた。



物色を終えた変人美容師は私に話し掛けた。


「あ、髪の手入れだけどビール飲んだら
やっていい?俺もビール飲むんだらあんたの髪の手入れするから」