私と望は、倉田さんと変人美容師と別れた後、歩いてすぐのところでお茶をした。
まだ、11時だったので、望は13時に用事があるということだったので少し時間があるから喫茶店に入った。
喫茶店に入り、オーダーを頼んだ。
望は、コーヒー。私はミルクティー。
コーヒーでも良かったが、今の気分はミルクティーだと思ったからだ。
望は、話し始めた。
「今日、どうだった?あの高木さんと」
「どうもこうもないよ。
最悪。
あの変人美容師、昨日あの変人美容師に変人って呼んだから悪いなあって一応思ったのよ。
でも、逆に本当にあんたは素直ですねって。嘘ですよって。あー、今思い出しただけでムカつく」
私は店員が置いてくれた水を持ち、がぶ飲みした。
私はあーと言って水をガタと強くテーブルに置いたせいか喫茶店に来ていた客が私を見てきた。
「ふーん。まあ、最悪だわ」
「でしょ、望」
私はうつ伏せになった。
「でも、高木さんは俺だけのモデルだとか言ってから波には好意あるはずたけどなー」