「分かってます」

私は、返事をして笑顔で岩沼先生に答えた。
そして、早くーと言って待たせている望と私は授業へと向かった。

授業が終わり、私は帰路についた。

昼にまっちゃんからの連絡がきたお誘いは了承した。

前と同じLOレストランで20時で待ち合わせ。

何にも断る理由もなかったからだ。

だが、付き合ってくれということを言われた。

どうしたらいいのだろう。

「はあ」

考えてもどうしようもない。
でも、私は誰が好きなんだろうか。
分からない、自分自身の気持ちがよく分からないのだ。


カランカラン
LOレストランのドアを開けて店内に入った。

そこには、まっちゃんがもういた。
私は、5分前に着いた。
まっちゃん、早めにきたのかな。