「パパ!!あそぼ!!」


遊びに誘ってきたのは
次女の沙生だった。



「ごめんな、パパお仕事あるんだ。
愛斗兄ちゃんと影山に遊んでもらいな」



ぷぅーとほっぺを膨らませて
沙生は愛斗たちの方に向かった。


ゴメンな、沙生。


「愁生!!仕事行ってらっしゃい。
無理だけはしないでね?」



愛しい俺の妻。



亜里沙だ。



「分かってる。行ってくるな」


行ってきますのキスをして
俺は家に出た。



組長も荷が重いな。