「ママっ!!これっ!!」

亜里沙の顔を書いた絵。
愁太は絵の才能があるかも。
将来が楽しみだな。


「愁羅は何もあげれないね。」
「もらったよ~。
愁羅が私にキスしてくれたんだ♪」


マジかよ……。

俺はムスッとした。
子供に嫉妬するとか俺もまだまだガキだよな。



「愁生からはないの?」

「亜里沙、誕生日おめでとう。
これ……」


上手く言えねぇ。



「ネックレス?」

「俺とペアのやつ。」


「愁生…大事にするね。ありがとう。」


チュッと亜里沙からキスをしてきた。


「幸せな誕生日。みんなに会えてよかったよ。
愁生…だーーいすき。」




俺に抱きしめた。


亜里沙が愛しくて
もっともっと好きになる