「……良かった…日和…」



眠っている日和の手を握る佑月。


それを見ていた俺は、イライラした。



付き合っている頃…日和とは、手も繋いでないしキスもしていない。




日和は……俺を好きじゃなかったんだ。



「佑月…俺、春人に連絡するよ」



「……あっ…ああ…頼む」