バタバタ……ガラッ!!



「日和っ!…栗田さん日和はっ!?」



栗田さんと共に佑月も現れた。



「…佑月くん…焦らなくても大丈夫だ」




栗田さんは、笑顔で佑月と俺を見た。




「……起きた頃には、記憶が戻っているという事だよ。だから…大丈夫だよ」




全ての記憶を思い出すのか……。



佑月を好きでいる自分の気持ちも



思い出してしまうのだろうか。