記憶が無くったって……側にいる。



ずっと…一緒にいるって約束したから。



ガラッ!!



「……はぁ……はぁ……」



息切れをしつつ、病室に入る。



「っ!……佑月…ごめんっ俺…」



凛也が、俺に謝ろうとしたけど無視。



俺は、その場にいた奴らと一度も目を合わさずに日和に駆け寄った。