『日和…記憶喪失して…何も覚えてないんだよ。性格も目つきも別人みたいで…』



日和が記憶喪失……本当だったのか。



「今、どこにいるんだ?」



『お前のいる病室の階の3012号室』



同じ階にいる。記憶喪失の日和……



きっと俺の事を覚えていない。




神様は……意地悪だよな…



俺と日和をここに来てまで……


引き離そうとする。