自宅から奏まではやく30分。
思ったより近かった。
明るいときにみるとこのBAR案外古い様だ。
昨日のように若干緊張しながら数回ノックし
店内に入る。
BARって朝くると全然ちがうんだな…。
木漏れ日が差しすごく静かでカフェのようだ。
「すいませーん…」
遠慮がちに声をかけると
はーい!
と声がかえってきた。
待っていると奥の扉が開きエプロン姿の女性が手を拭きながら小走りでやってきた。
どうみてもバーテンさんじゃない。
「あれ?お客さんですか?まだ営業時間じゃないですけど…」
少し焦ったように俺を見ているこの人。
俺が当麻隆だから焦ってるのか
時間外の客にあせってるのか
どっちでもいい。俺は用事があってきてるのだから。
「あぁ、客じゃないです。あの昨日財布忘れて帰っちゃって…」
そう言うと合点がいったようでまた小走りで扉の奥に戻っていった。
思ったより近かった。
明るいときにみるとこのBAR案外古い様だ。
昨日のように若干緊張しながら数回ノックし
店内に入る。
BARって朝くると全然ちがうんだな…。
木漏れ日が差しすごく静かでカフェのようだ。
「すいませーん…」
遠慮がちに声をかけると
はーい!
と声がかえってきた。
待っていると奥の扉が開きエプロン姿の女性が手を拭きながら小走りでやってきた。
どうみてもバーテンさんじゃない。
「あれ?お客さんですか?まだ営業時間じゃないですけど…」
少し焦ったように俺を見ているこの人。
俺が当麻隆だから焦ってるのか
時間外の客にあせってるのか
どっちでもいい。俺は用事があってきてるのだから。
「あぁ、客じゃないです。あの昨日財布忘れて帰っちゃって…」
そう言うと合点がいったようでまた小走りで扉の奥に戻っていった。