「おはよう!憂♪あれ?沙奈は?」 翌日の朝、そう憂に聞くと憂は無言のまま、首を横に振った。 「……え。知らない…………の?」 私と憂の話を聞いていたマナが口を挟んできた。 「……沙奈は…… 行方不明…………なんだよ……。 ピエロってやつに……連れ去られた……って」