久々にこんなに喋った。

こんなことゆったて意味がないってわかってるのに。

それでも、吐き出さないと押し潰されて壊れてしまう。

和真さんをもっともっと強く抱きしめる。

「___なら、俺が愛してあげる。」

「俺さ2年前まで彼女いたんだ。だけど俺のせいで死んだんだ。その彼女。些細な喧嘩だったんだ。」

「彼女を追いかけようとしたとき目の前でトラックに引かれて、即死だったんだ。」

あまりにも悲しすぎる話にまた、涙が溢れる。

「でも、俺莉愛ちゃんに会えてよかった。
最初はどうでもよかった。彼女の変わりを探していたんだ。だけど莉愛ちゃんと会うたびに楽しくて、いつのまにか惹かれてた。」