ズキッ。胸が痛い。

胸が痛むたび莉緒くんが好きなんだって思う。

どうせ無理なのに。

莉緒くんを好きでいることも全部が疲れた。

それでも莉緒くんを諦められない。

矛盾してる。諦めたいのにまだ好きだなんて。

おかしな話。

莉緒くんは私の方なんて見ないで部屋にいってしまった。

その行動にすらきづついてしまう私はどこまでバカなんだろう。