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「咲、さ~き!早く!」
________________愛海の呼ぶ声がする。
「メグ~、そんなに慌てなくても大丈夫だって!」
あの子と、愛海と私。
いつもの丘で、3人一緒に話している。
丘と言ってもそんなに広く無くて、大きな木の下にベンチが1つ有る位だった。
それでも、そこで私達は沢山話した。
「愛海~!悠莉~!(ユウリ)
ちょっと待ってよー」
いつも誰が先にベンチに座るか、競争して。
そして、いつも楽しくて笑っていたあの頃。
それが楽しかった3人の最後の思い出。