あたしがベッドから起き上がって、カーテンをあけると、そこには翔夜もいた。


「あれ?まだいたの?」


「お前らがいるから、閉められねぇんだよ。
だから早く出ろ。」


「わかった。」


あたしたちは保健室を出て、靴箱へ来た。

無言で靴を取り出す、あたし。
神野くんも無言だった。