「いやです。
近づいたら、葉山先輩にキスしますからね!」


「はぁ?バカかよ、お前。
それ犯罪。
離さねぇなら、通報するからな。」


「…わ、わかりましたよっ!
離します。」


颯樹くんはそういうと、あたしを解放してくれた。


「…よかったぁ。
ありがとう、翔夜。」


「どういたしまして。」