あたしは自室へ行き、スーツを脱いで、私服に着替える。

部屋を出ると、インターフォンがなった。
あたしが出ようとしたけど、その前に翔夜が出てしまう。


「は?」


「久しぶり、神野。」


「どーも。なんでいるんですか?」


「兄貴と喧嘩して、家出してきたから。」


「他のやつの家行ってくださいよ。」