手を引かれ、お店を出る。


「とりあえず、着替えに戻る?」


「うん。このままはちょっとね。」


「じゃあ、俺が着替えたら、紗梨んちまで迎えに行く。
着替えて、家で待ってて。」


「わかった。」


あたしたちは、それぞれの家へと戻っていった。