「んで、これからどうする?」


「お腹すいたし、昼食取ろうよ。」


「ああ。」


あたしたちは、近くのレストランに入った。


「ねぇ、なんで大学入ったの?」



「最初は入るつもりなかった。
すぐ通えなくなるようになるし。

でも、紗梨と一緒にいる時間を少しでも作りたくて。」


「そっか、ありがと、永真。」


「別にお礼言われることしてないけど。」