永真が帰ってくるには早すぎるし、誰だろう?

疑問を抱きながら、振り返る。

……えっ!?

そこには、さっきお店に来た、他校の学生の一人だけが立っていた。


「みーつけたっ。」


そういうと、あたしの隣に座る。
そして、肩が密着するくらい、近寄ってくる。

慌ててよけようとするけど、肩をがっちりと掴まれ、逃げるに逃げられなかった。


「何なんですか?」


「何って、さっきは邪魔が入ったから、ここで続きをすんの。」


「……続きって?」


……嫌な予感しかしない。